海辺の暮らしのやっかいもの、塩害
塩害って、どんなもの?
塩害はどういう仕組みで起こるのでしょう?
海の波頭(波の盛り上がった頂)が砕けると、塩水の滴が空中に飛び出します。空気中に含まれた塩分は、潮風となって陸上に運ばれてくるのです。
風にのって飛来する塩分は、海岸線に近い地域にさまざまな影響をおよぼします。
農作物や植物の育成を妨げたり、電気設備、鉄、コンクリート構造物に劣化や腐食を起こします。
塩害の範囲は、海岸付近だけにとどまらず、台風などの強い風が発生する時は、内陸部にまで及ぶことがあります。
PM2.5の基礎知識
鉄製のものは錆びやすい・・。さらに洗濯物もベタベタに・・。
海の見える家に住みたい・・海辺の暮らしに一度は憧れる人もいるはず。だからでしょうか、湘南も住んでみたい人気のエリアの一つに数えられます。しかし、その爽やかなイメージとは裏腹に、実際に住んでみると、塩害に悩まされることがしばしば。
柵や門扉、ベランダ、ポスト、カーポート。鉄でできているものは錆の餌食となります。自転車も錆びがきやすいので、錆に強いアルミ製が人気です。
また、外に干す洗濯物も影響を受けます。
午前中カラッと乾き始めても、夕方になるとなぜかベタベタ、ジメッとした感じになってしまいます。
ですので、早めに取り込む・・という方も多いようですが、仕事で日中留守にされるご家庭では難しいことですね。
塩害対策のにはサンルームが活躍
注意喚起のための暫定的な指針となる値(70μg/m3)を超える、又は超えるおそれのある場合は、なるべく外出を控えたり、屋外活動での長時間の激しい運動をできるだけ避けるよう呼びかけられています。特に、気管支が弱い方や高齢者、小さなお子さんは注意が必要です。
PM2.5の高濃度予報や速報値は、市や県のホームページで確認できますので、こまめにチェックしましょう。
また、サンルームは収納スペースとしても活躍します。
家中に溢れて片付かなかった荷物をサンルームに収納すれば、
家の中はスッキリ片付きます。
さらに自転車の置き場所をサンルームにすれば、潮風があたらず
錆もきません。自転車を塩害からしっかり守ってくれます。
塩害の影響を受けやすい海辺の地域にとって、サンルームは
とても頼りになる存在といえます。
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